Dr. のび

子育て・ホームケア

NICUで母親が赤ちゃんに声をかけると、赤ちゃんはよく眠ることができるようになるのか?

心待ちにして生まれた赤ちゃんが、医学的理由で新生児集中治療室(Neonatal Intensive Care Unit: NICU)への入院を要することがあります。もちろん救命が優先ですが、保護者の関わり方について、過去様々な研究が行われ...
防ぐことができるもの

HPVワクチンの安全性は大丈夫か?

女性にとって生命に関わる代表的がんの一つである、子宮頸癌。その原因として、ヒトパピローマウイルス(HPV)が関与していることは、よく知られています。このHPV感染を予防するため、ワクチンが開発されています。しかし、日本では安全性への懸念か...
小児救急医のキモ

ビタミンDが重症喘息発作を抑えることに役立つか?

喘息や細気管支炎とビタミンD。あまり結びつかない両者ですが、ビタミンDの血中濃度が低い喘息患者は、喘息発作を起こすリスクが高いことが知られています。また軽症から中等症の喘息患者に対し、ビタミンDを内服してもらうと発作の頻度が減らせることも...
小児救急医のキモ

遠隔診療においては抗生物質が多く処方されてしまう?

ウィズコロナの時代を迎え、これから遠隔診療がどんどん活用されていく可能性があります。小児の遠隔診療ではどのような特徴があるのでしょうか?子どもの呼吸器感染症に焦点を当てて調べた調査です。 Foster CB,Martinez KA,...
新型コロナウイルス

新型コロナウイルスの特徴:入院した子どもの1割が多臓器系炎症性症候群を発症

新型コロナウイルス感染症は、子どもが軽症で済むことが多いのは、事実のようです。ただなかにとても重症化する子どもがおり、多臓器系炎症性症候群(MIS-C)と呼ばれています。その実態はまだよくわかりません。今回は、イギリスからの報告で、このM...
子育て・ホームケア

祖父母に育てられた子どもと両親に育てられた子ども、違いはあるの?

アメリカでは、2%の子どもが祖父母の育てられているそうです。もちろん理由は様々でしょうが、祖父母に育てられることが、子どもの精神的発達にどのような影響を与えているのかについては、何も知られていません。今回は、この影響について調べた研究です...
子育て・ホームケア

子どもの時に心肺能力を高めることは、将来にどのような影響を与えるのか?

子どもは外で遊びなさい、昔からよくそう言われますよね。子どもの時に運動して心肺能力を高めると、どのような良いことがあるのでしょうか?過去の論文を網羅的に検証し、結論を導いています。 Garcia-Hermoso A, Ramirez...
新型コロナウイルス

無症状の子どもが新型コロナウイルスを拡散させている?

子どもは、新型コロナウイルスに感染しにくい、感染しても重症化しにくいと言われています。ところが子どもが感染を広げている可能性があることが報告されました。一体どういうことなのでしょうか?アメリカ、ボストンからの報告です。 Yonker...
小児救急医のキモ

抗生物質を飲んで下痢をした!乳酸菌が効くってホント?

抗生物質を飲むと、約1割の子どもは下痢をすると言われています。腸内細菌が抗生物質の影響を受けて死んでしまうことが原因とされています。その影響を緩和するために、乳酸菌が良いのではないかという説があります。今回は、抗生物質が関係する下痢に乳酸...
小児救急医のキモ

子どもの下痢に新しい治療法?胃薬の効果を紹介します

子どもの下痢は、小さい子どもによくみられる症状です。あまり効果的な薬はなく、水分を補給して様子を見ることが一般的です。でもこれまでにない発想で、胃薬を使って下痢を治療した調査が発表されました。日本でも市販薬として購入できる薬です。今後の治...
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