Dr. のび

子育て・ホームケア

在胎週数と脳の大きさは関係しているのか?

赤ちゃんは、生まれる前に母親に全ての栄養を依存しています。妊娠期間が長ければ長いほど、より長い期間母やから栄養を受け取れますが、早産は成長に影響するものの、満期産でその影響がどの程度なのかは、まだ十分にわからないところもあります。今回は、...
小児救急医のキモ

鼻のなかの細菌の種類が将来の喘息発作のリスク因子になる?

私たちの鼻のなかには多くの細菌が生息しています。MRSAという耐性菌の伝搬に、鼻のなかに生息する細菌が影響することが知られています。最近はその他、喘息発作にも影響するかもしれないことが知られています。今回は鼻のなかの細菌の種類の変化と喘息...
防ぐことができるもの

アメリカでのヒトパピローマウイルスワクチンの接種は進んでいるのか?

HPVワクチン、最近日本でも報道がされるようになり、関心を持っている方もおられるのではないかと思います。このワクチン、女性特有のがんである、子宮頸癌を予防するために接種しますが、実際他の国の接種状況はどうなっているのでしょうか?今回は、ア...
新型コロナウイルス

新型コロナウイルス感染による親子間の精神的幸福感の変化

新型コロナウイルスの感染拡大のため、子どもたちは通学だけでなく外で遊ぶことも制限されました。大人も自宅にいる時間が長くなり、家族内の人間関係に何らかの影響を及ぼしたことが窺えます。では具体的にどのようなことが起こったのでしょうか?精神的な...
新型コロナウイルス

新型コロナウイルス感染症:小児患者の重症化因子〜イタリアの経験

イタリアでは、多くの重症患者さんがおられたことが報道されていました。しかし、多くは成人や高齢者の患者さんで、子どもの感染者に関する情報は、まだ限られていました。今回の報告は、イタリアで子どもの新型コロナウイルス感染症の患者さんの重症化する...
小児救急医のキモ

子どもの異物誤飲:最近の傾向はどうなっているのか?

時代が移り変わると、子どもたちを取り巻く環境は大きく変わります。子どもの周囲にあるものが変われば、それに合わせて子どもに生じる事故も変わる可能性があります。今回は、米国での過去20年間のデータを元に、異物誤飲の傾向がどのように変化してきた...
小児救急医のキモ

幼少期に骨折した子どもの再骨折のリスクは増えるのか?

活発な子どもが骨折することは、ある意味仕方のないことかもしれません。でも一度骨折をしたら、もう二度と骨折しなくないと思います。幼少期に骨折した子どもの、際骨折のリスクは、今まで調べられたことがありませんでした。今回の調査は、その疑問に答え...
小児救急医のキモ

クループに投与するステロイドは何が良い?

クループは、幼児が主にかかる病気で、深夜突然犬が吠えるような奇妙な音で咳が始まる病気です。デキサメタゾン0.6mg/kgの投与が、クループの治療法として確立されています(入院、滞在時間、気管挿管の必要性を減少させる)が、代替となるコルチコ...
新型コロナウイルス

新型コロナウイルスに感染した子どもにおけるウイルス排泄と抗体産生の関係

新型コロナウイルスに感染した子どもは軽症患者が多いこと、軽症であってもウイルスは持っていて、周囲の人たちに感染させる可能性があることなど、子どもの感染者の特徴が色々わかってきています。今回は、ウイルスの排泄と抗体産生の関係について調べた調...
子育て・ホームケア

自動車に乗る子どもは、なぜシートベルトをつけないのか?

自動車事故は、若年者の死因として大きな問題のひとつですが、適切にシートベルトを使用することで、衝突時の外傷のリスクを大幅に減らすことができます。しかし、交通外傷で死亡した多くの若者が、未だにシートベルトが着用していない状態で発見されていま...
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