小児救急医のキモ 救急室における細気管支炎診断に対する超音波検査の有用性 救急室において、その有用性が高まっている超音波検査。肺炎の診断にも活用できることが実証されています。今回は、特に乳幼児で重症化しやすい細気管支炎の診断に、超音波検査が活用できるかについて検証したものです。利用できることがわかれば、救急にお... 2020.11.20 小児救急医のキモ
小児救急医のキモ 鼻骨骨折は超音波で診断できるのか? 鼻をぶつけて出血すると、鼻の骨が折れていないか心配になります。通常X線写真で診断をすることは難しく、かといってCTスキャンを撮るのも被爆のことを考えると簡単にはできません。そのようなとき、超音波検査が有用です。今回は、その超音波検査で鼻骨... 2020.11.19 小児救急医のキモ
小児救急医のキモ 爪脱落に対する非外科的治療法について 子どもは、ドアの隙間などに指を挟み、爪が剥がれてしまう怪我をすることがあります。爪はまた生えてくるのですが、爪の根元や指を保護してあげる必要があり、その目的を達成するために幾つかの方法があります。今回は爪脱落の処置に関する研究報告です。 ... 2020.11.18 小児救急医のキモ
小児救急医のキモ 耳孔異物の特徴 子どもはよく鼻におもちゃなどを入れてしまいます。そしてときには耳の穴にまで、異物を入れる子どもがいます。今回の調査は、子どもの耳異物の全国の傾向を調べた大規模調査です。このようなデータを見ると、耳異物の傾向がわかることが期待できます。 ... 2020.11.17 小児救急医のキモ
小児救急医のキモ 交通事故後の脳しんとうの特徴とは? 乗用車に乗車中に事故に遭うと、それなりの衝撃が同乗者にも加わります。シートベルトを着用し、チャイルドシートに座っていることで、かなりの衝撃は緩和されますが、それでも脳しんとうを起こすことがあります。今回の調査では、交通事故による脳しんとう... 2020.11.16 小児救急医のキモ
小児救急医のキモ アセトアミノフェンとイブプロフェン、解熱剤はどっちがいい? 解熱剤や鎮痛剤として用いられるアセトアミノフェンとイブプロフェン。一般的にはアセトアミノフェンの方がよく利用されています。今回のシステマティックレビューでは、この両者の薬の解熱や鎮痛効果を比較しています。また安全性についても比較しています... 2020.11.16 小児救急医のキモ
小児救急医のキモ 脳しんとうを繰り返すリスクはどの程度なのか? 脳しんとうは、頭部外傷後みられる一過性の症状です。一回だけで大きな問題になることは限られていますが、繰り返し起こすと将来認知の障害など、大きな問題に発展することが知られています。つまりできる限り繰り返し起こさないようにすることが大切です。... 2020.11.14 小児救急医のキモ防ぐことができるもの
小児救急医のキモ 鼻異物の全国調査を公開します! 子どもは、いろんなところに指を入れます。そして自分の穴にはいろんなものを入れます。もちろん鼻にも。本当にいろんなものがありますが、一体全国レベルで調べたらどんなものを入れていたのか、そんな素朴な疑問に答えるべき行われた調査です。 S... 2020.11.14 小児救急医のキモ
小児救急医のキモ 食道異物、待てるか・待てないか? いろんなものを口に入れてしまう子どもは、時に飲み込んでしまいます。多くは胃のなかに落ちますが、なかには食道に止まってしまうことがあります。ボタン電池であれば、一刻を争って食道内から取り除くべきですが、それ以外の異物の扱いについては、まだ不... 2020.11.12 小児救急医のキモ
小児救急医のキモ 肘内障、最近の診断のトレンド、骨折の見逃し率はどうなっている? 肘内障は、幼児期の子どもが突然腕を動かせなくなる状態で、肘関節に発生する亜脱臼が原因です。通常、腕を急に引っ張られたなど、特徴的なパターンがあります。その場合レントゲン写真の撮影は不要ですが、パターンに合わない場合レントゲン撮影を考える必... 2020.11.11 小児救急医のキモ